【通勤列車特集】新快速「Aシート」って何?

新快速「Aシート」の説明

「Aシート」とは?

Aシートのロゴ画像

(引用先:JRおでかけネット)

「Aシート」はあの関西のバケモノである新快速に設けられ、2019年3月16日から運行を開始した、乗車料金に着席料金(500円)を払うことで利用できる、有料座席サービスのことです。JR神戸線・JR京都線・琵琶湖線(網干・姫路~野洲駅間)で毎日上下4本運転していて、通勤時間帯のほか、昼間や深夜にも運転し、通勤・通学時を快適に利用することができます。なお、2021年8月9日現在では、2020年(令和2年)12月1日~2021年(令和3年)9月30日の間で「Aシート」に期間限定で指定席が設けられています。

「Aシート」の車内や座席紹介

列車編成図

(引用先:JRおでかけネット)

リクライニング機能テーブルがついていて特急並みの座席です。また、照明も暖色で落ち着きのある空間になっています。そして、全席にコンセントも設置してあり、朝に携帯の充電ができることも嬉しい点です。さらに、無料Wi-Fiサービスも提供されていて、とても快適です。

出入口付近には、関空特急はるかのように、荷物スペースもあります。

「Aシート」の自由席と指定席

自由席

座席のイメージ

(引用先:JRおでかけネット)

自由席は事前に予約することができず、「Aシート」に空席がないと利用することができません。早い者勝ちなので、いわゆる「椅子取りゲーム」のようになっており、朝はドアが開く小走りで席を確保する人が大勢います。なので、自由席を利用する方は始発駅に近い人におすすめします。でも、やはり、席に座れるかどうかが自由席はわからないので、それが不安なひとは指定席をおすすめします。ちなみに、わたしは絶対に指定席派です。

自由席のきっぷの買い方

その1.いつも通り改札を通る

いつも通り、きっぷやICカードなどで改札を通ってホームへ

その2.Aシートが来る乗車口で待つ

どこが乗車口か分からなかったら、電光掲示板を見て、確認しましょう。できるだけ早く、並んでおきましょう。前列に並べば並ぶほど、有利です。

その3.車内に入ったら、空席に座る

どこでもいいので、自由席の空席に座りましょう。駅を発車すると車掌さんが来てくれるので、自分が降りる駅を伝え、Aシート着席料金(500円)を払います。

支払い方法は、現金または交通系ICカードです(モバイルSuicaは利用できません)。また、小児・幼児の利用でも大人と同額の料金が必要です。

自由席に空席がない時

主に2つの方法があります。

  • 他の車両(Aシート以外の車両)へ移動する。
  • 出入口付近で、空席が出たらAシートの自由席に座る。

指定席

(引用先:【2021年版】使わんと損!関西の電車・バスのお得な切符)

指定席のきっぷの買い方

「Aシート」の指定席を利用する際は、「座席指定券」というきっぷがいります。座席指定券は、利用する日の1ヶ月前の午前10時から、買うことが可能です。買う方法は2つあります。

  • 駅の「みどりの窓口」か「みどりの券売機」
  • インターネット予約サイト「e5489」

割引を希望するならインターネット予約サイト「e5489」を利用するのが良いでしょう。指定席の通常の値段は840円です。

「Aシート」のメリットとデメリット

メリット

  • 座席にリクライニングやテーブルがついている。
  • コンセントがある。
  • 無料Wi-Fiが使える。

主には特急並みのサービスが利用できる点がメリットです。

デメリット

  • 自由席を利用する際、座るまでがストレス。

デメリットは自由席を利用する際だけだと思います。

最後に

いかがだったでしょうか。「Aシート」を利用すると、とても快適に通勤・通学ができて、電車がストレスではなくなるので、利用してはいかがでしょうか。