【鉄道ニュース】奥出雲おろち号の運行継続へ

2023年度までで運行を終える事が発表されたJR木次線の「奥出雲おろち号」について、沿線自治体とJRによる検討会の初会合が4日松江市で開かれた。
この検討会は、運行終了を発表したJR西日本と運行継続を求める沿線自治体が今後の方向性を協議しようと設置したもので、1回目の会合では運行継続の可能性などについて検討された。
JR西日本側からは、現行車両の老朽化の状況のほか、仮に現行車両を補修リニューアルした場合の経費は3000万円程度、新しい車両を製造した場合は数億円の経費が必要など、事業費の概算が説明された。
自治体側は、地域の観光振興のためにはおろち号は必要不可欠だとの立場を堅持していて、今月中に2回目の会合を持ち運行継続のための方策を速やかに詰めていきたいとしている。

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